不動産業務でAIを試せる無料の練習問題

顧客情報を使わない練習から。下の練習問題は、文章をコピーしてAIに貼るだけで、5分ほどで試せます。

試す前に用意するもの

  • 対話型のAIサービス(多くのサービスに、無料で試せる範囲があります。条件は各サービスでご確認ください)
  • このページの「練習用の文章」と「指示文」(どちらも架空の内容なので、そのまま使えます)
  • 5分ほどの時間

試すときの約束

  • 練習には、実在のお客様の情報を使わないでください。
  • AIの回答は、毎回少しずつ変わります。下の「出力の例」と同じにならなくても問題ありません。

練習1 問い合わせ文から、希望条件を取り出す

賃貸の問い合わせ文から、希望条件を表に整理します。返信の前の準備が、すぐに終わる感覚をつかめます。

練習用の文章(架空のものです)

はじめまして。来月中に引っ越しを考えています。駅から歩いて10分以内で、家賃は管理費込みで9万円くらいまでだとうれしいです。1LDK以上で、猫を1匹飼っています。在宅で仕事をしているので、日当たりのよい部屋を探しています。

AIへの指示文の例(コピーして、[ ]の中を書き換えて使えます)

次の問い合わせ文から、希望エリア、家賃の上限、間取り、入居の希望時期、その他の条件を、表の形で取り出してください。
書かれていない項目は「記載なし」としてください。書かれていないことを推測で付け足さないでください。

[上の練習用の文章を貼る]

出力の例(実際の出力は、使うAIや毎回の実行で変わります)

希望エリア:駅から徒歩10分以内(駅名は記載なし)
家賃の上限:管理費込みで9万円くらいまで
間取り:1LDK以上
入居の希望時期:来月中
その他の条件:猫1匹を飼っている/日当たりのよい部屋/在宅で仕事をしている

ここを確かめる

  • 駅名や「南向き」など、書かれていないことが付け足されていないか
  • 「9万円くらい」が「9万円以下」のように、意味が変わっていないか
  • 「記載なし」の項目(駅名など)を、返信で聞くこと

練習2 内見のお礼メールを下書きする

内見のメモから、お礼と次のご提案を伝えるメールを作ります。お客様の言葉を拾った文面が、短い時間で用意できます。

練習用の文章(架空のものです)

物件A(駅から近い、2階)を見学。キッチンが広いことを気に入っていた。収納が少ないことを気にしていた。来週末に、もう1件見たいとのこと。

AIへの指示文の例(コピーして、[ ]の中を書き換えて使えます)

あなたは賃貸仲介の担当者です。次の内見のメモをもとに、お客様へのお礼のメールを200字程度で作ってください。
お客様が気に入った点と、気にしていた点に触れ、次の内見のご提案で締めてください。
物件名・日付は[ ]の空欄にしてください。

メモ:[上の練習用の文章を貼る]

出力の例(実際の出力は、使うAIや毎回の実行で変わります)

本日は[物件名]をご覧いただき、ありがとうございました。広いキッチンを気に入っていただけて、うれしく思います。一方で、収納については気になる点があったと伺いました。収納の多いお部屋も含めて、改めてお探しします。来週末の[日付]に、もう1件ご案内できればと考えております。ご都合のよい時間をお知らせください。

ここを確かめる

  • 物件の特徴が、メモにない内容で書き足されていないか
  • 空欄(物件名・日付)を、正しい情報で埋めたか
  • 「必ず見つかります」のような、約束しすぎる表現がないか

練習3 オーナー様への月次報告を下書きする

管理物件の状況メモから、オーナー様への報告文を作ります。数字を変えずに文章だけ整える練習です。

練習用の文章(架空のものです)

(数字はすべて練習用の架空のものです)
今月の入金:全10戸のうち9戸は入金済み、1戸は確認中。
空室:1戸(201号室)。今月の内見は2件。
修繕:102号室の給湯器を交換。工事は完了。

AIへの指示文の例(コピーして、[ ]の中を書き換えて使えます)

次の情報をもとに、オーナー様への月次報告の文章を作ってください。
入金の状況、空室の状況、修繕の状況、の3つの見出しに分けて、丁寧な言葉で書いてください。
数字は、書き換えずにそのまま使ってください。書かれていないことは追加しないでください。

情報:[上の練習用の文章を貼る]

出力の例(実際の出力は、使うAIや毎回の実行で変わります)

【入金の状況】
全10戸のうち9戸は入金済みです。残る1戸は、現在確認を進めております。
【空室の状況】
201号室の1戸が空室です。今月は2件の内見がありました。
【修繕の状況】
102号室の給湯器を交換し、工事は完了しております。

ここを確かめる

  • 戸数や部屋番号が、元の情報と一致しているか
  • 「来月には入居が決まる見込み」など、根拠のない予想が入っていないか
  • 実際の報告では、金額と日付を帳簿と照らし合わせること

練習4 会議のメモを、決まったことに整理する

話し合いのメモから、決まったこと・担当・期限を取り出します。会議のあとの共有が、すぐにできるようになります。

練習用の文章(架空のものです)

週次の打ち合わせ。問い合わせの一覧表を作ることに決定、担当は佐藤(仮名)、来週の金曜までに。追客の連絡のルールは、次回もう一度話し合う。繁忙期の応援体制について、意見が出たが結論は出ず。

AIへの指示文の例(コピーして、[ ]の中を書き換えて使えます)

次の会議のメモを、決まったこと、担当者、期限、保留になったこと、の4つに整理してください。
メモに書かれていないことは追加しないでください。

メモ:[上の練習用の文章を貼る]

出力の例(実際の出力は、使うAIや毎回の実行で変わります)

決まったこと:問い合わせの一覧表を作る
担当者:佐藤(仮名)
期限:来週の金曜日まで
保留になったこと:追客の連絡のルール(次回もう一度話し合う)、繁忙期の応援体制(結論は出ていない)

ここを確かめる

  • 話し合っただけのことが、「決まったこと」に入っていないか
  • 担当者と期限が、メモと一致しているか

試してみて、こう感じたら

感じたこと次にできること
毎回、同じ指示を書くのが手間会社用の指示文の型を作ると、誰でも同じ品質で使えます(導入支援でお手伝いします)
社員によって、使い方がばらばらになりそう入力してよい情報や、確認する人を決める社内ルールが必要です(研修・導入支援)
一覧や期限の管理まで、まとめて整えたいAIだけでなく、表計算や既存のサービスとの組み合わせを考えます(業務改善)
どの業務から始めればよいか分からない初回30分の無料相談で、始める業務を一緒に決めます

もっと多くの指示文は「AIへの指示文集」に、社内で使い始める手順は「実践ガイド集」にまとめています。

自社の業務で使えるようにする

練習で試した使い方を、自社の業務に合わせた指示文とルールにしていきます。最初の30分の相談は無料です。