AIは、入力した指示に対して文章などを作る道具です。例えば、物件内見後のお礼メールのたたき台を作るときに使えます。このページでは、指示の書き方で結果がどう変わるかを試せます。
図の見方:AIで補助仕組みで管理人が判断
- 指示を書く役割・目的・前提・形式・確認してほしいことを書きます。
- AIが下書きを作る指示に沿った文章の草案が出てきます。
AIで補助 - 人が確認する物件名、日付、金額などを、元の資料と照らし合わせます。
人が判断 - 送る・使う確認が済んだものだけを使います。
AI・生成AIとは
生成AIは、文章や画像などを、指示(プロンプト)に応じて作る仕組みです。指示の書き方によって、出てくる内容が大きく変わります。逆に言えば、指示の書き方を覚えるだけで、使い勝手が大きく変わります。
AIへの指示の出し方(5つの要素)
役割
誰として書くか。例:賃貸仲介の担当者として
目的
何のために使うか。例:内見のお礼を伝えるため
前提
分かっている条件。例:物件名は[ ]の空欄にする
形式
長さや書き方。例:200字程度、丁寧な言葉
確認点
人が確かめる点。例:日付と金額は空欄のまま
試してみる:指示を変えると、結果が変わる
同じお願いでも、指示の書き方で出てくる文章が変わります。次の2つを、順番に試してみてください。
あいまいな指示
AIへの指示文の例(コピーして、[ ]の中を書き換えて使えます)
内見のお礼メールを書いて。
出力の例(実際の出力は、使うAIや毎回の実行で変わります)
件名:本日はありがとうございました
○○様
本日はお忙しい中、内見にお越しいただきありがとうございました。……(物件名や日付が勝手に入ったり、長すぎたりすることがあります)
5つの要素を入れた指示
AIへの指示文の例(コピーして、[ ]の中を書き換えて使えます)
あなたは賃貸仲介の担当者です。内見してくださったお客様へのお礼メールを、200字程度で作ってください。
丁寧な言葉で、お客様が気に入っていた「広いキッチン」に触れてください。
物件名と日付は[ ]の空欄にし、書かれていない物件の特徴は付け足さないでください。
出力の例(実際の出力は、使うAIや毎回の実行で変わります)
本日は[物件名]の内見にお越しいただき、ありがとうございました。広いキッチンを気に入っていただけたとのこと、うれしく思います。ほかにも気になる点がございましたら、お気軽にお知らせください。次のご案内の日程は、[日付]以降でご調整いたします。
比べると分かること
- 2つ目は、空欄が残り、余計な情報が入りにくくなっています
- 「付け足さない」「空欄にする」の一文が、確認の手間を減らします
- それでも、送る前には必ず人が確認します
無料と有料の違い
AIサービスには、無料で使える範囲と、有料の範囲があります。どこまでが無料か、入力した情報がどう扱われるかは、サービスごとに、また時期によって変わります。会社で使う前に、各サービスの公式の情報を確認してください。
出力をそのまま送らない理由
| AIが間違えやすいこと | 例 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 書かれていないことを足す | 物件の設備や駅名を付け足す | 元のメモと見比べる |
| 数字や日付を変える | 「9万円くらい」が「9万円以下」になる | 元の資料と照らし合わせる |
| もっともらしい誤り | 制度や相場を、根拠なく答える | 公式の情報や自社のデータで確認する |
はじめの3つの練習
- 内見のお礼メールを作る(上の指示文で試せます)
- 会議のメモを、決まったことに整理する
- 問い合わせ文から、希望条件を取り出す
練習用の文章と指示文は、「無料でAIを試す」のページにまとめています。
注意
- 練習には、実在のお客様の情報を使わないでください。
社内で使える形にする
試した使い方を、自社の業務に合わせた指示文とルールにしていきます。最初の30分の相談は無料です。